製造するうえで木取りの作業はもちろん大切ですが、仕上げの前段階の【粗挽き】も大切な仕事です。

粗挽きする際は、6月11日に投降したブログの記事内で紹介した自動木工倣い旋盤とは異なる倣い旋盤を操作します。この倣い旋盤は、丸い刃物が左右に動かすことができるハンドルを自らの手で動かし削ることができます。すべては自分の力加減次第。

今回、粗挽きしたものはある学校の授業内で使われる卵型なる予定のものです。丸棒に削ったと同時に摺動盤(しゅうどうばん)と呼ばれる細長い刃をセッティングし材料の長さを決めたり段差を作るための機械が、倣い旋盤に取り付けられているのでそれを使って仕上がりの長さを決めました。

材料についてですが、あちらの依頼で「できるだけ色々な種類の材料を」とのことでしたので、13種類の材料で製作しています。

カヤ/ポプラ/ホウ/ヒノキ/ナラ/タモ/ビーチ/ツガ/ウォールナット/スギ/マツ/ゴムの木?

因みに上部写真の材料は、ホウです。

 

仕上げ作業はまた後日ブログに投稿させていただきます。