こんにちは。

渡辺木工挽物所、スタッフの西山です。

渡辺木工挽物所では主に丸い物や円錐、円柱の延長の様なものを作る事が多いです。

挽物というのは旋盤やロクロで物を回し、刃物を入れて作る物なので当たり前といえば当たり前ですが、お恥ずかしながら私は渡辺木工挽物所を知る前に「挽物」という言葉すら聞いた事がありませんでした。

材料屋さんから来る木材は角材や板状のものです。

それらをまずは4角く切り出し、機械にセットして丸くしていきます。

50角位のサイズの物はそのまま回しても大した事はありませんが、100角、200角と大きくなってくると、回した時に角が風を切って「ゴーッ‼︎」と、物凄い音がして怖いです。

機械は回転数の調節が出来るので、大きな物を回す時には回転数は低くしてまわします。

それでも角に手なんてぶつけてしまうととても痛いです。

そこで大きな物は回す前に角を切り落として、8角形、16角形にしてから木材を機械にセットします。

そうすると角にぶつかるリスクが減り、安全に作業する事ができます。

さて、切り落とした3角形の部分ですが、もったいないですが廃棄です。

他にも作業の過程で沢山の廃棄しなくてはいけない木材の切り落としがでてきます。

きっとどこの木工屋さんもこの廃棄木材に悩まされている事と思います。

炭を焼く少年と、竹を咥えた少女が出て来るアニメを観ている時にふと、、、

工場で出て来る廃材で炭が出来れば、工場の廃棄物は減るし、BBQ用の炭も出来て一石二鳥ではないか!と閃きました‼︎

YouTubeを観ると沢山の炭作りの動画が上がっていたので色んな動画を観てやってみる事にしました。

家庭で簡単に出来る方法はアルミホイルを使う物や、一斗缶を使う物などありました。

うちにちょうど残り少ない一斗缶があったので、中身をペットボトルに移し、中に木材が入る様に加工しました。

なるべく隙間ない様に詰め込み空気があまり入らない様に鉄板で蓋をして、窯にかけて火をおこします。

今回は乾燥した木材、ウォールナット、ホワイトアッシュ、チェリーの3種混合の一斗缶。

元々切り立てで、更に雨に濡らしてしまったカシだけの入った一斗缶。

の2缶作りました。

最初は黒い煙が缶の中からゴウゴウと出てきます。

火力をあげると、缶の隙間から出てくるガスにも引火して燃え出します。

段々と煙が白くなって、少なくなって、透明になったら火からはなします。

そしてここから空気を完全に遮断して冷やしたいので、穴を掘って土に埋めました。

ここまでで2時間くらいです。

そして朝埋めた缶を夕方に掘り出して中身を出してみと、、、

まだ生焼けの所がありました(*_*)

なのでまた蓋をしてさらに2時間焼き足しました。

そして翌朝掘り出してみると、、、

乾燥した材料の缶は炭になりました。
濡れていた木材の缶はまだ生焼けの所が多いので、また来週末か、再来週の週末にでも焼き直してみようと思います。