2800mmの丸棒切削

先日久々に長い(2800mm)の丸棒をお弟子さんの浅見君と挽きました

直径は100mmですがあまりにも長いので中央に市販されているベアリングを用いたビレ止めをセットしました

材料は105mm角のスプールスです。節がなかったので予想以上にきれいに仕上がりました。

まずは中央にセットするビレ止めのため直径104mmくらいまで挽いてみます

セットできたら左右に分かれて少しづつ切削していきます。2分5厘の丸ノミで少しづつ少しづつ挽いていきます

直径101mmで合わせて丸棒状態になったら、サンドペーパーで磨いてゆきます。

平らな板にサンドペーパーを当てて直線になるように磨いていきますね。60番から180番まで4種類ほどのサンドペーパーで徐々にきれいにしていきます。 直径も100mmにしていきます、ノギスでちょくちょく図りながら磨いていくのですが、最後ビレ止めを外してその部分が太いので100mmの径になるまで根気よく磨いていくのです。どんなものになるのかわかりませんが、100mmの直径で2800mmの長さにきれいに仕上がりました。 超特急の急ぎの仕事でしたが、共に切削できるお弟子さんがいるので間に合わせることができましたね。