女性でも挽物の世界でやってます

3Kいや5Kの職場でも女性が活躍しています

今日は弊社の女性の職人を紹介します

三重県出身の名古屋の美術系の4年制の大学を出て はるばるこの東京の場末の八王子に来てくれました

初めての電話でこの仕事をやりたいと言われたときは、間髪を入れずに、やめときなって言った覚えがあります

わざわざ4年制の大学まで出てこんな吹けば飛ぶような木工挽物屋で仕事をするなんぞ、親の立場になったらとんでもないことです。 汚くはなるし少々の切ったりはったりは日常です。女性が務めるにはあまりにもふさわしくないと思ったのです

それからまた一か月、忘れたころに電話が来て、やはり気持ちは変わらず渡辺木工挽物所で働きたいとのこと。

ならばご両親とお会いしていろいろお話したうえで今の状況に至りました。

今では必要不可欠な人材です。素直で頑張り屋さんで絵も上手なので、この職場にあってるかもしれません。

この写真は木製のたまごを挽いているところです、見るからに挽物職人っていうところです

昨日紹介した浅見君といいこの女性の中山さんといい、渡辺木工挽物所の宝ですね。

これからも 二人とも親から離れて一人暮らしですので時には不規則な食生活になるかもしれませんが、なにせ職人は身体が資本ですので そのへんは自己をよく管理して元気に仕事を楽しんでいただきたいと思いますね